子宮がん検診・レディースドック
子宮がん検診・レディースドック
当院は世田谷区の子宮頸がん検診実施医療機関に指定されております。
世田谷区の子宮頸部がん検診を受診した方で、問診等の結果、受診時以前6ヶ月以内に不正性器出血または褐色帯下のいずれかの症状があり、次のア~エのいずれかに該当する方のうち、子宮体部がん検診を実施することについてご本人が同意する場合には子宮体部がん検診を受診できます。
ただし、要件ア~ウに該当する場合でも、医師の判断により受診をお断りすることがあります。
子宮体がん検査は子宮内膜(体部)の細胞を採取する検査です。子宮の内側に細い棒状の器具を挿入して子宮内膜の細胞を採取します。後日、病理医による顕微鏡での診断を経て、結果をお伝えします。
子宮の中の検査なので、痛みがあります。また検査後、出血が1週間程度続くことがあります。
子宮体がんの患者様は比較的高齢のため、子宮の奥まで器具を挿入することが難しい場合もあります。
子宮頸がん検診だけではわからない子宮や付属器(卵巣・卵管)を超音波で確認できます。
詳細については、世田谷区の公式ホームページをご参照ください。
検査結果は3週間以降に、外来でお伝えします。電話やメールでの結果説明は当院では行っておりません。ご理解の程よろしくお願いいたします。
健康診断よりも踏み込んだヘルスチェック。がん検診、子宮・卵巣の超音波検査、性感染症チェック、ホルモン検査、卵巣年齢(AMH、単独オプション検査となります)などを組み込んだレディースドックを行っています。
AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、卵巣内にどれくらい卵子が残っているかを知るための指標となるホルモンです。卵巣の中には、将来排卵に向けて育っていく「前胞状卵胞」という小さな卵胞があり、AMHはそこから分泌されます。血液検査で測定でき、数値が高いほど卵巣内に卵胞が多く、数値が低いほど卵胞が減ってきている状態を示します。
AMHは「今後どれくらいの期間、排卵できるか」を予測するための目安であり、卵巣の予備能を把握する目的で行われます。ただし、AMH値が低くても自然妊娠ができないというわけではありません。よく誤解されがちですが、AMH値と妊娠率には直接的な相関はありません。あくまで“妊娠できる可能性が続く期間”の参考としてとらえてください。
検査は月経周期にかかわらず、どの時期でも受けていただけます。少量の血液を採取するだけの簡単な検査です。なお、ピルを内服中の方は数値が低く出ることがあるため、正確な値をご希望の場合は1ヶ月ほど服用をお休みしてからの検査をおすすめしています。
ご自身のAMH値を知ることは、今後のライフプラン・キャリアプランを考えるにあたり、妊娠を急いだ方が良いのかどうか、タイミングを判断するひとつの目安となります。
料金はこちらをご確認ください。
| 検査項目 | ベーシック | ホルモンプラス | STDフルセット | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| 超音波検査 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 子宮頸がん検査 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| HPVグループ検査 | ◯ | ◯ | ||
| クラミジア(PCR法) | ◯ | ◯ | ◯ | |
| 淋菌(PCR法) | ◯ | ◯ | ◯ | |
| 梅毒RPR定性 | ◯ | ◯ | ||
| 梅毒TP定性 | ◯ | ◯ | ||
| トリコモナス | ◯ | ◯ | ||
| B型肝炎 | ◯ | ◯ | ||
| C型肝炎 | ◯ | ◯ | ||
| HIV | ◯ | |||
| LH | ◯ | ◯ | ||
| FSH | ◯ | ◯ | ||
| PRL | ◯ | ◯ | ||
| E2 | ◯ | ◯ |
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)とは、子宮頸がんの予防を目的としたワクチンです。
小学6年生~高校1年生相当の女性に定期接種が可能なワクチンのひとつです。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が持続的に感染することで、異形成を生じた後に浸潤がんとなることが知られています。性交経験がある方は一生に一度は感染するといわれています。HPVは多くの型がありますが、子宮頸がんの原因ではHPVの16型と18型で約60%を占めます。子宮頸がんワクチンは主にHPV16型18型の感染を予防することで、子宮頸がんの前がん状態の異形成を予防する効果があります。
子宮頸がんワクチンには2価、4価と9価の3種類のワクチンがあります。
いずれも子宮頸がん発症原因の50~70%を占める16型と18型のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防する効果があります。2価HPVワクチンのサーバリックスは16型18型と、4価HPVワクチンのガーダシルは16型18型に加えて尖圭コンジローマの原因となる6型と11型の予防効果があります。さらに9価ワクチンのシルガード9は、31型 33型 45型 52型 58型の予防効果を追加することで子宮頸がんの原因ウイルスの9割をカバーします。
シルガード9は2023年4月から公費で定期接種が可能となりました。当院では9価ワクチンのシルガード9の接種を勧めています。接種回数に関しては15歳以上では計3回の接種が必要ですが、15歳未満に接種を開始した場合は2回接種となります。子宮頸がんワクチンの接種を受けることで、異形成の発症を予防して最終的に子宮頸がんを予防する効果が期待されます。
また一部のHPVはワクチンでも予防できないため、性交経験のある方はワクチン接種の有無にかかわらず子宮頸がん検診を受けることをおすすめします。詳細については、世田谷区の公式ホームページをご参照ください(こちら)。
2023年10月より世田谷区では男性に対して、HPVワクチンの費用助成(任意接種)が開始されました。
男性でもHPVワクチンによりがんや性感染症などの予防に効果が期待できます。
さらに、男性がワクチン接種による感染予防をすることで、性行為によるHPV感染からパートナーを守ることにもつながります。男性の場合、4価HPVワクチンのガーダシルのみ承認されています。
詳細については、世田谷区の公式ホームページをご参照ください。
TOP